本文へスキップ

川口眼科 埼玉県川口市飯塚2-2-14 

電話でのお問い合わせはTEL.048-252-6341

〒332-0023 埼玉県川口市飯塚2-2-14

低濃度アトロピン点眼治療Myopine




当院では、低濃度アトロピン(マイオピン)を一日1回就寝前に点眼することによって近視の進行を抑制する治療を行っております。 

マイオピンとは、学童の近視の進行を抑制させることを目的にアトロピンを0.01%配合させた点眼薬です。2012年にシンガポール国立大学の臨床試験で、0.01%アトロピンの近視抑制効果が証明されました。
(Ophthalmology 2012;119(2):347-54)





1. 毎日、就寝前に1滴点眼するだけの、非常に簡単な治療法です。 
2. 近視の進行を平均60~70%抑制することができます。
3. 副作用が少ない近視抑制点眼薬です。
4. まぶしさに影響を及ぼしません。
5. 目の調節機能(手元を見る機能)に殆ど影響を与えません。
6. 本製品はGMP(医薬品製造管理および品質管理基準)準拠の薬品会社
  により製造されています。



近視抑制効果について
下図は子どもを対象にマイオピンの近視抑制効果を示す臨床データのグラフです。
横軸が「点眼開始からの期間」で縦軸が「近視進行度」です。近視は「-(マイナス)」の数値が大きくなるほど強いことを表します。

これを見るとマイオピン群はコントロール群に比べて、点眼を開始して6カ月目くらいから近視進行度に明らかな違い(効果)が出始め、2年目には半分以下に抑制されていることがわかります。
マイオピン点眼は開始したら2年以上の継続が推奨される理由はこのためです。



マイオピン0.01%と0.025%


低濃度アトロピン点眼治療の濃度による効果を調べた研究があります。
0.01%、0.025%、0.05%の3種類で行った臨床研究によると、近視抑制効果は濃度に依存し、
濃度が高いほど抑制効果が大きいことがわかりました。
また副作用も0.01%、0.025%、0.05%の間に有意な差は認められませんでした。

ただ、実際に使用してみると、0.025%を使用すると翌日の日中まで「まぶしさ」が残ってしまう子どもが稀にいらっしゃいます。

当院では安全を最優先に、最初は0.01%から使用し、副作用(まぶしさ)がないことや近視抑制効果を見ながら必要に応じて0.025%に切り替える方針としています。





対象
・6歳以上 20歳未満
・軽度~中等度の近視の方
・3か月ごとの定期的な通院が可能な方

費用

※マイオピンは両眼使用で1本あたり1か月間使用可能です。
※本治療は
自費診療です。健康保険や子どもの医療費助成制度は適応されません。
※同様に、保険診療を行った同日にマイオピンの販売はできません。
(日本では保険診療と自費診療を同日に行うことを法律で禁止されています)
オルソケラトロジーと併用治療している方はマイオピンの検査代は免除されます。

診察スケジュール


※マイオピンは効果を得るのに少なくとも2年以上続けることが推奨されております。
※表示の金額は、点眼処方本数によって変わりますのでこの限りではありません。
オルソケラトロジーと併用治療している方はマイオピンの検査費用は免除されます。




川口眼科川口眼科

〒332-0023
埼玉県川口市飯塚2-2-14
TEL 048-252-6341
FAX 048-253-7237



蒲山順吉副院長の執筆本 最新刊

「子どもの目を良くする親、悪くする親」
     

「老眼のウソ」
     

「本当は怖いドライアイ」
     

「その白内障手術、待った!
  ~受ける前に知っておくこと~」
    

「目が良くなる!!10の眼トレ」
___ ___



川口眼科の求人情報川口眼科


↑↑クリック↑↑

「川口眼科で働いてみたい」
と思われた方は是非一度ご覧になってみてください。職場環境についての詳細や実際に働いているスタッフの感想や意見を見ることができます。